|
「USBストリームスコープ」は、USBバス上に流れる通信データを1バイトずつ記録し、USB規格に合ったパケット・
トランザクション単位で詳細に表示できる強力な「開発・解析ツール」です。
USB2.0バスからデータストリームを取り出す本体と、解析ソフトウェアで構成されています。 |
|
|
本体 |
解析ソフトウェア |
|
上側の表示イメージをクリックして等倍のイメージをご覧下さい。 |
|
|
正面 |
背面 |
US-H200は本体正面ののDEVICE/HOSTコネクタからUSB2.0バス上のデータストリームをキャプチャします。
キャプチャされたログデータは本体背面のUSB2.0ポートからPCへ送られます。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
標準的な接続は下記のように、観測対象のUSBデバイスとUSBホストPCをUS-H200に接続して、USBデバイスとUSBホスト間を通信させることで、US-H200本体がUSB2.0パケットを記録します。
USBホストPCやターゲットUSBデバイスの設定を変更する必要はありません。US-H200は、パケット/トランザクションに一切影響を与えずに、全てのUSBストリームをキャプチャします。
また、Hi/Full/Lowの3つのスピードを自動的に判別しますので、余計な設定は要りません。USBデバイスのスピードを意識せず、US-H200に接続すればすべてのパケットをキャプチャします。判定されたスピードは、本体のLEDでお知らせします。
特にLowスピードデバイスが接続されたFullスピードハブのアップストリーム側ではFull/Lowスピードがダイナミックに切り替わりますが、そのような場合でも自動的に追従して確実にキャプチャします。ハブ上流でも設定を気にすることなく使用できます。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
USB機器開発の複雑さを特徴づけるのが、セットアップなどのUSB固有のトランザクションと言っても過言ではないでしょう。
USBストリームスコープ[US-H200]では、USBプロトコルがトランザクション単位で構成されていることに着目。キャプチャしたデータを単に表示するだけでなく、トランザクション毎に分類して表示する事で、通信内容の把握が容易に行えるよう配慮されています。
また、トランザクション中の各パケットも色分け表示することで、解析対象とするパケットを体系立てて把握できるように配慮されています。
さらに、ビット定義され、理解しづらかったUSB固有のリクエストやディスクリプタも、その構造に合わせてツリー状に日本語で表示します。難解な規格書やビット列と格闘する事なく、直感的な理解を助けます。
|
|
いかがでしょうか。
RS232Cと比べて「難しい」「複雑だ」「敷居が高い」などと思われがちなUSBですが、「USBストリームスコープ」を使えばパケット・トランザクションの構造までも一目瞭然。
この分かりやすさ・明快さは、ロジアナやオシロなど他のツールでUSBバス上を観測しているのとは、比較にならないほど、直感的で的確な解析環境を提供します。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|