製品の紹介(USBストリームスコープ)

開発にたずさわる方に

これまでUSBデバイスの開発者は、Plug-and-Playの部分でつまずいてきました。
せっかく作ったUSBデバイスをつないでも、WindowsやMacが認識してくれない、ハングアップする・・・・・そんな経験はありませんか?このPlug-and-Playの部分に間違いがあると、ホストPC側がハングアップすることもしばしば。間違っている箇所を特定できずにカット&トライを試してはそのたびに再起動、これでは時間のムダです。

 そんなときに「USBストリームスコープ」をおすすめします。

Plug-and-Play中に行われているパケットのやりとり(デバイスリクエスト)までもすべて記録・表示しますので、間違っている部分の特定が容易になります。

また、「以前にオリジナルなUSBデバイスは作ったことがある。でも、USBオーディオデバイスやUSBストレージデバイスはどうやって作るのだろうか?」、そういう人にもおすすめします。
 USB規格の概要については、雑誌の特集などで日本語で解説されたものがいくつかあります。しかし、「USBオーディオ」や「USBストレージ」などの各デバイスクラスについて解説されたものは、USB−IFのホームページにある英語の仕様書以外にほとんどありません。つまり、「USBオーディオ」や「USBストレージ」デバイスを作ろうとしても、参考になるものはほとんどないのです。

 実は、参考になる非常に強い味方があります。それは、お手持ちのUSBデバイスと「USBストリームスコープ」です。

「USBオーディオデバイス」や「USBストレージデバイス」を作ってみようと思われる方は、まず「USBストリームスコープ」で使ってお手持ちのUSBデバイスがどういうパケットのやりとりをしているのか調べてみましょう。きっと、大いに参考になるはずです。

こんな「USBストリームスコープ」は、これからUSBについて勉強していこう、という人にもぜひ使って欲しいと考えています。それは、

 お手持ちのUSBデバイスの通信内容を解析するだけでも十分にステップアップできる

からです。

 本来ならばUSBの通信規格を勉強するのにUSB−IFのホームページにある英語の仕様書を理解することが正道ですが、読むだけでは本当に理解することは困難です。「エンドポイント」「パイプ」などの概念的・仮想的な用語も現れますので、「仕様書を読む」だけで、即座にプログラミングの実務に耐える深い知識を得ることは容易ではありません。

 「百聞は一見にしかず」、まずお手持ちのUSBデバイスを「USBストリームスコープ」で見てみましょう。そして、表示されたパケット・トランザクションと仕様書にある記述を照らし合わせてみましょう。これなら、動作イメージを捉えて「実務に耐える知識を得ることができる」はずです。

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