有限会社オービット
AuBit

FAQ

よくある質問とその事柄に関する回答をまとめています。サポートをご依頼される前に一度ご確認ください。

下記の症状に対する解決策はマウスカーソルを上に置くことで表示されます。

機種質問内容
US-H200
および
US-F150
  • USBストリームスコープソフトウェアがアンインストールできません。
    または、最新版へのアップデート時に、旧バージョンのアンインストールができません。
    USBストリームスコープソフトウェアの古いバージョン(Ver2.x.x.x系)をWindows 7/8/8.1にインストールした場合に、 そのソフトウェアをアンインストールしようとしてもウィンドウが少し表示されるだけで処理が勝手に中断してしまうことがあります。
    また、最新版へアップデートする際にはこのVer2.x.x.x系ソフトウェアはいったんアンインストールする必要がありますが、 このときもアンインストールができないことがあります。

    その場合は、こちらにある専用アンインストーラ UninstV2ツール を使って アンインストールすることができます。
    ソフトウェアを最新版にアップデートされる場合は、その後、最新版のインストールを行って下さい。
  • ログを開始するとき、「使用期限を過ぎたため、ログを開始できません」と表示されます。
    このメッセージは、弊社WEBページからダウンロードしたソフトウェアだけをインストールした場合に表示されることがあります。
    お買い上げいただいた製品に添付されているCDからインストールすることにより動作に必要なライセンス情報が生成されますので、
    1. 添付CDからインストール
    2. WEBページにある最新版をインストール
    の順に行って下さい。 インストール先フォルダは同じ場所を指定して、上書きインストールを行ってください。

    64bit版Windowsにインストールする場合などでは、製品添付CDのバージョンが64bit版に対応していないためにドライバのインストールができないことがありますが、 そのままインストールを続けていただいて問題ありません。最新版を上書きインストールする際に、ドライバは正しくインストールされます。
  • ログを開始しようとすると、
    US-H200本体(またはUS-F150本体)と接続できません。
    と表示され、ログを開始できません。
    また、ダイアログの下の方に
    エラーコード:00840000
    と出ています。

    WEBサイトより64bit版Windows対応ソフトウェア(Ver.3.2.0.0以降)をダウンロードしたものを、 既にインストールしてあるソフトウェアに上書きインストールした場合に、このようなダイアログが表示されることがあります。

    その場合は、下記の手順に従って機種選択を行って下さい。

    1. US-H200/US-F150本体をPCに接続し、USBストリームスコープソフトウェアを起動します。
    2. 「ログ動作」メニュー→「ログ設定」の順にクリックして、「ログ設定」ダイアログを表示させます。
    3. ログ設定ダイアログの「接続方法」欄が空白になっている場合は、ドロップダウンリストから「USH200-1(x64)」または「USF150-1(x64)」を選択し、 OKボタンでダイアログを閉じます。
    以上の操作で、ログを開始することができるようになります。

    ここで選択した機種はソフトウェアが記憶していますので、次回ソフトウェア起動時にはこの操作は不要です。

US-F150
  • USBデバイスやUSBハブをつないでも、何もログが表示されません。
    または、[BUS RESET]や[SUSPEND]だけがログとして表示されます。
    接続したUSBデバイス/USBハブは、USB2.0 Hi-speed(480Mbps)対応ではありませんか?
    USBストリームスコープUS-F150は、USB2.0 Full-speed(12Mbps)までに対応したUSBアナライザですので、Hi-speedデバイスの通信を観測することはできません。 また、US-F150はそういったHi-speedデバイスの通信速度をFull-speedに変換することもいたしませんので、ご注意下さい。

    USBデバイスとしてFull-speedのものをご使用いただくか、USBホストやUSBハブをFull-speedまでの対応のものにしていただくなどの方法で、 US-F150を通過するUSB通信自体をFull-speedにしてください。
US-F100A
および
US-L10A
  • USBストリームスコープを最大限に利用するためには、どのようなPCを用意すればいいですか?
    USBストリームスコープは、USB通信パケットの内容をパラレルポート経由でPCに転送し、表示・解析を行います。 したがって、「パラレルポートの転送速度が速いPC」が適しています。
    「パラレルポートの転送速度が速いPCとは、どんなPCなのか?」、この点についてはテクニカル・ガイド(こちら)で 詳しく解説しています。
  • USBストリームスコープソフトウェアがインストールできません。
    USBストリームスコープソフトウェアをインストールする最中に、次のようなエラーメッセージとともにダイアログが表示されることが報告されています。

    「ストリング変数が文字列に対して充分な大きさがありません。ストリング宣言を確認してください。 エラー401」

    このエラーは、「コントロールパネル」の「地域」(または「地域のオプション」)にある言語の設定が、「日本語」以外になっていると発生します。 特に、サイプレス社のUSB開発ツールをインストールされているシステムではこの言語の設定が「英語」になっている可能性があります。

    よって、USBストリームスコープをインストールする際は、上記の言語の設定をいったん「日本語」に戻してからインストールを行ってください。 インストール後に再び「英語」などの設定に戻しても、USBストリームスコープソフトウェアは正常に動作します。
  • 「表示フィルタリング機能」の設定画面において「NAKトランザクション(DATAパケットを含まないもの)を表示しない」の設定が、 「デフォルトに設定」ボタンで保存されない。
    USBストリームスコープソフトウェア バージョン1.0.0.0でこの現象を確認しています。

    この現象は、ソフトウェアバージョン1.0.0.1以降で解決されています。 「ダウンロード」のページから、最新のソフトウェアを入手してください。
  • 「ログ開始」のあと、しばらくするとログ動作が止まったようになります。
    ごく一部のPCにおいて、ECPモード(パラレルポートの動作モードの1つ、USBストリームスコープはこの動作モードで動作します)において、 「DMA」と「割り込み」を併用した転送動作がうまく機能しない機種があります。
    もし、ログを開始した後、ある一定時間後に(あるいは一定量のログを取ったところで)画面上のパケット表示が更新されなくなり、 本体のOVR(オーバーラン)ランプが点灯する場合は下記の設定をお試し下さい。
    1. ソフトウェアを起動する。
    2. 「ログ動作」メニュー→「設定」をクリックし、「ログ動作設定ダイアログ」を開く。
    3. ダイアログ上の「割り込みを使用する」チェックボックスのチェックを外す(OFFにする)。
    4. 「OK」ボタンを押してダイアログを閉じる。